この記事は、Zidottoを検討している中小企業の担当者が「自社に当てはめて」イメージできるように書いた架空の導入ストーリーです。登場する会社・人物は実在しません。実在の導入企業やお客様の声ではない点にご注意ください(Zidottoは立ち上げ期のため、実際の導入事例は今後、掲載許諾をいただいた企業から順次公開していきます)。それでも、ここで描く悩みや移行の流れは、Excelで予実管理を続けてきた多くの中小企業に共通するものです。
この物語の設定(架空)
・会社: 食品を扱う従業員20名の卸売会社(創業25年) ・語り手: 経理を1人で担当する管理部の担当者 ・課題: 部門別・商品カテゴリ別の予算と実績を、長年Excelで管理してきた
きっかけ: 月初の3日間が、集計だけで消えていく
うちは営業が3チーム、それに管理部と倉庫。決して大きな会社ではありませんが、扱う商品カテゴリは10を超えます。私は経理として、毎月の予算と実績の突き合わせ——いわゆる予実管理を1人で担当してきました。
やり方はずっとExcelです。営業チームごとに予算ファイルを配って、月が明けたら各チームから戻ってきたファイルを1つのブックに集めて、実績データを会計ソフトから書き出して貼り付けて、差異を計算する。慣れた作業ではあるのですが、月初の2〜3日はこの集計だけで終わってしまう。「本当は差異の中身を分析して、来月の打ち手を考えたいのに、そこまで手が回らない」——これがずっと引っかかっていました。
限界を感じた瞬間: 「最新版はどれ?」問題
決定的だったのは、ある月の役員会の前日でした。営業チームから戻ってきたファイルのうち1つが、実は2週間前の古い版で、私はそれに気づかず集計してしまった。役員会で「この数字、先月の見込みと違うよね?」と指摘されて、青ざめました。
ファイル名は「予算_2026上期_最終_修正後.xlsx」。誰がいつ何を直したのか、ファイル名からはもう追えなくなっていたんです。関数の参照範囲がひとつずれているだけで全社の数字が狂う怖さも、この頃から強く意識するようになりました。
探し始めて感じた不安: 中小企業に、大げさなツールは要らない
そこでクラウドの予実管理ツールを探し始めたのですが、最初に感じたのは「うちには大げさすぎる」でした。多機能で高額な経営管理システムはいくつも見つかるものの、専任の情シスもいない20人の会社が使いこなせる気がしない。導入に何ヶ月もかかるようなものは、そもそも検討の土俵に乗りません。
私が欲しかったのは、Excelの操作感は残しつつ、「ファイルの分散」と「集計の切り口の固定」だけを解決してくれるもの。派手な機能より、シンプルで、明日から使えることのほうがずっと大事でした。
移行してみて変わったこと
最終的にZidottoを選んで、いくつかのことが変わりました。私が実感したのは、大きく3つです。
- 集計がコピペ作業でなくなった: 部門・商品カテゴリ・期間といった切り口(ディメンション)を1つのデータベースに集約したので、各チームのファイルを集めて貼り直す作業そのものが消えました。月初の数日が、丸ごと戻ってきた感覚です。
- 見る切り口をその場で変えられる: 「部門別で見せて」「じゃあ商品カテゴリ別は?」という役員会での急な質問に、縦軸・横軸を入れ替えるだけでその場で答えられるようになりました。以前はシートを作り直していたところです。
- 「最新版はどれ?」が消えた: データが1か所にあるので、古い版に上書きする事故がそもそも起きません。複数人で同時に触っても、常に最新の1つを見ている安心感があります。
定着のコツ: 一度に全部を移さない
振り返ると、うまくいったコツは「一度に全部を移そうとしなかったこと」でした。まずは自分が一番苦しんでいた月次の予実の突き合わせだけをZidottoに移して、うまく回ることを確認してから、部門予算の編成にも広げていきました。テンプレートを土台に始められたので、最初のハードルはそれほど高くありませんでした。
この物語を、あなたの会社に当てはめると
ここまで読んで「うちと同じだ」と感じた点はあったでしょうか。もし——
- 月次の集計作業に丸一日以上かかっている
- 「このファイルどこ?」「最新版どれ?」が定期的に起きている
- 差異の"計算"で手一杯で、"分析"まで手が回っていない
——のいずれかに当てはまるなら、この架空の担当者と同じ課題を抱えているのかもしれません。Excelの限界そのものについては予算管理にExcelの限界を感じたら?で、予実管理の基本については予実管理とはで、それぞれ詳しく整理しています。
Zidottoは「シンプルに、表と集計と解釈を、これひとつで」を掲げた、中小企業のためのクラウド予実管理ツールです。全機能を無料で試せます(クレジットカードは不要です)。まずは一番困っている1つの業務から、この物語の担当者のように小さく始めてみてください。
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